目次
今回作ったフローの概要
・レコードトリガーフローで
・特定のレコードタイプの商談が、特定のフェーズに到達したら
・商談と紐づく主担当の取引先責任者の項目を更新する
オブジェクト構造
![](https://www.insidemiku.com/wp-content/uploads/2022/07/1d368f0891fc480118e56afac30a65e2-1024x341.png)
Salesforceの仕様上、同一商談に紐づく主担当は1人だけ
同一の商談に関連付けられた「商談 取引先責任者の役割」レコードにおいて、(互いに取引先責任者IDが異なり)[主担当]項目の値がtrueのレコードが複数存在することは、Salesforceの仕様上ありえないそうです。
たとえばデータローダを使って、ある「商談 取引先責任者の役割」レコードの主担当項目をtrueに更新したとします。
その場合も、同じ商談に関連付けられた「商談 取引先責任者の役割」レコードについては、[主担当]項目がfalseに更新されるそうです。
フローの詳細
「主担当の取引先責任者が変更された時」もトリガーとして考慮すべきかな?と思ったのですが
主担当を変更したときも、このフローが動いて新しい主担当がきちんと更新されていました。
おそらく、
主担当が変更
→主担当と商談は「商談 取引先責任者の役割」オブジェクトによって紐づいているので
(トリガーの設定によっては)フローのトリガに合致する
→フローが動く
→新主担当も更新される
ということなのかなと思っています。
(トリガーの設定によっては)と書いたのは、開始条件に演算子「変更済み」を使ってしまうと、その項目自体が変更されないかぎりフローが動かないので要注意です。
①開始条件
②連結オブジェクトのレコードを取得
③取引先責任者を更新
全体像はこちらです。
![](https://www.insidemiku.com/wp-content/uploads/2022/07/1884375171154e92a0b5b48485e3472a-742x1024.png)
①開始条件
![](https://www.insidemiku.com/wp-content/uploads/2022/07/0b5451b031b9beafe4b8e3fd8496681a-1024x676.png)
②連結オブジェクトのレコードを取得
![](https://www.insidemiku.com/wp-content/uploads/2022/07/d1f5b6b5a9198e7d20c79375ab3bcf4a-1024x841.png)
- 作成更新された商談のIDを持ち
- 主担当=True
の連結オブジェクト(商談 取引先責任者の役割)のレコードを取得します。
ここで取得したレコードが持つ取引先責任者IDが、主担当の取引先責任者ということになります。
③取引先責任者を更新
![](https://www.insidemiku.com/wp-content/uploads/2022/07/1e8bcf2f683fca85d354c9f0ca97d31f-1024x845.png)